藤田譲瑠チマ、今夏の移籍破談を告白 ザンクト・パウリで今季初ゴール
ザンクト・パウリ所属の日本代表MF藤田譲瑠チマが、12日に行われたドイツ2部リーグ戦で今季初ゴールを記録した。藤田は今夏、クラブを離れて1部リーグでのプレーを目指していたという。ドイツ紙『MOPO』は13日、ボルフスブルク戦での得点後に藤田が今夏の移籍破談について語ったと伝えた。
藤田は今季リーグ開幕から2試合連続で先発出場していた。一方で、その後は2試合続けて出場機会がなく、一時的に起用が減少していた。試合後のインタビューでは、移籍問題と出場機会の状況を振り返り、「僕にとって複雑な時期だった」と胸中を明かしたという。
藤田は「(正式オファーが届かず、)辛かったが、考え方を変えた」とコメントした。さらに、直近2試合で出番がなかったことについては「自分がどういう状況なのか、正確には分からない。でも今は大丈夫。チームメートや監督も僕をとても助けてくれたんだ。これからはこのクラブのことに集中するよ」と語った。移籍が実現しなかった後も、周囲の支えを受けながらザンクト・パウリで戦う意思を示した形だ。
『MOPO』によると、藤田はブンデスリーガから降格したザンクト・パウリを退団し、引き続き1部でプレーすることを望んでいた。しかし、クラブが検討せざるを得ないほど納得できる正式オファーは届かず、自身の将来は宙に浮いた状態だったとされる。同紙は、移籍不成立への失望を藤田が隠さなかったと伝えている。
藤田には7月までにアウクスブルク、RCランス、ウディネーゼからの関心が報じられていた。その一方、前節までのパフォーマンスは芳しくなく、現地メディアからは「やる気がないプレーだ」「チームに悪影響」などと批判を受けた時期もあった。だが、ボルフスブルク戦での今季初ゴールにより、藤田は復調を印象づけた。
コメント