伊藤涼太郎、ブラックバーン移籍破談か 足首負傷の影響で交渉終了とベルギー紙報道

チューブでストレッチするサカ丸のイラスト

浦和レッズ、水戸ホーリーホック、アルビレックス新潟に在籍した経験を持つMF伊藤涼太郎について、イングランド2部ブラックバーン・ローバーズへの移籍交渉が破談となったと報じられた。伊藤はベルギー1部シント=トロイデンVV(STVV)を退団後、現在もフリーの状態が続いている。ベルギー紙『HBVL』は15日、今後はJリーグへ復帰する見込みだと伝えている。

同紙によると、伊藤は昨季終盤の時点でSTVVを離れる意思を明確にしていたという。「日本人MFは契約をきちんと全うしたものの、ベルギーでの挑戦はもう終わりだと何度も意思表示していた」とし、代理人も新契約を結ぶ選択肢はないと繰り返し明かしていたと報じた。伊藤は昨季、主にトップ下で攻撃面の自由を与えられ、卓越した左足を何度も披露していたと評価されている。

移籍先候補を巡っては、後藤啓介や山本理仁と同様に、ドイツの複数クラブが伊藤のプレーを確認するため現地視察を行ったという。最も強い関心を示していたように見えたクラブはハンブルガーSVで、その後にはボルシアMGも候補に加わったとされる。ただ、『HBVL』は伊藤が非常に高い条件を望んだため、関心を示した多くのクラブを断ったと伝え、KAAヘントとの間でも本格交渉には発展せず、伊藤側は「本当に大きなチャンス」を待ち続けたものの、夏の移籍市場終了までに新天地は決まらなかったとしている。

ブラックバーンへの移籍がまとまらなかった背景について、同紙は「負傷した足首の影響だ」とリポートした。一時は条件を変更した契約をめぐる話し合いも行われたが、現在は交渉自体が終了したという。STVVを足掛かりにGK鈴木彩艶、MF遠藤航、MF鎌田大地、DF冨安健洋が欧州最高峰へ進んだ一方、ステップアップ移籍が実現せず不満を抱いて日本へ戻った例としてFW鈴木優磨を挙げ、同紙は伊藤についても「現時点では、後者のグループに加わるように見える。身の程知らずな思い上がりを捨て、現実を受け入れなければならない」と締めくくった。

サカ丸

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