韓国代表、モレノ暫定監督で再出発 混乱続く中でアジア杯へ試金石

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FIFAワールドカップ2026北中米大会でグループリーグ敗退に終わった韓国代表が、混乱の続く自国サッカー界を背負って新体制で再出発する。韓国の『聯合ニュース』は21日、「韓国サッカーの立て直しという重責を担う」と題し、ロベルト・モレノ暫定監督の下で代表チームが初集合したと報じた。韓国は24日のエクアドル戦を皮切りに、28日のウルグアイ戦、10月2日のベネズエラ戦、同6日のウズベキスタン戦に臨む。

今夏のW杯で韓国は1勝2敗に終わり、出場48か国中34位でグループリーグ敗退となった。大会前は25位だったFIFAランキングも7つ下げて32位となり、約4年半ぶりにトップ30圏外へ転落した。大会後にはホン・ミョンボ監督が辞任し、チョン・モンギュ会長も退任している。

ホン・ミョンボ元監督の選任過程などを巡っては警察の捜査が進み、協会の行政空白も深刻化している。韓国メディア『MBC』は「各種の論争が相次ぎ、韓国サッカーが最大のピンチを迎えている」と現状への危機感を示した。W杯後に発足した「Kサッカー革新委員会」を巡っても、FIFAとAFCは大韓サッカー協会に対し、委員会で議論された内容の詳細な情報提供を共同名義の公文で要求し、協会の独立性への第三者介入があった場合の制裁規定も記した。

2011~12年の国際試合で外国人審判らに不適切な接待があったとされる問題も再浮上した。韓国警察は8月、いわゆる「性接待」を巡る疑惑を確認したものの、容疑については公訴時効が過ぎたとの見解を示している。問題が相次ぐ状況について『聯合ニュース』は、韓国サッカーのイメージが「底まで落ちた」と厳しく伝えた。

スペイン出身のモレノ監督は11月27日までの暫定契約で、9~11月のAマッチ6試合を指揮する予定となっており、結果次第では契約延長や正規監督就任の可能性もある。今回の30人にはW杯メンバーから11人の新顔が加わり、キム・ゴンヒ、パク・テジュン、キム・ミンスの3人を初招集し、指揮官は「過去ではなく、今の実力」を選考基準に掲げた。『Star News』は短期の暫定監督で日程を消化する対応と長期計画の不在を問題視しており、2027年1月7日開幕のアジアカップまで約3か月半という中、モレノ体制は再建とアジア制覇へ向けた最初の試金石を迎える。

サカ丸

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