松木玖生、日本代表デビュー戦で先制弾 長友佑都との共演に抱く思い

ピッチに座り膝を押さえるサカ丸のイラスト

日本代表は24日、キューアンドエースタジアムみやぎでウルグアイ代表との国際親善試合に臨み、第3次森保ジャパンの初陣を戦った。サウサンプトン所属の松木玖生は初招集で右ウイングバックとして初先発し、11分に鮮烈な先制ゴールを記録した。松木は「前半が始まってから逆サイドにボールがあるときに自分のサイドがけっこうオープンで、サイドチェンジを受けてからどこかで自分が仕掛けたいと思っていました」と振り返った。

松木は代表初先発のボランチ、佐野航大から開始直後に2度サイドチェンジを受け、11分には左ウイングバックの中村敬斗から右タッチライン際へ展開を受けた。右シャドーでゲームキャプテンを務めた堂安律が内側を走って相手を引きつけるなか、松木は胸トラップから左へカットインし、ペナルティーエリア付近で左足を振り抜いた。強烈なシュートはウルグアイ主将ロドリゴ・ベンタンクールの股間を抜け、ゴール左隅へ決まった。

松木は「そこからカットインしていったときに、すでにシュートを打つイメージがありました」と説明した。「自分がカットインしたときに以前まではパスで終わっていたと思うんですけど、サウサンプトンで毎日のように練習してきたプレーが、試合のなかでゴールに結びついてよかった。ホッとしています」と、欧州での成果を口にした。63分に伊東純也と交代するまでプレーした松木は、右ウイングバックが現在の主戦場であり、森保一監督とも話したと明かし、「左利きの選手なので縦には攻めあがって来ない、と相手選手に絶対に思わせない」ことを意識したという。

一方で松木には、「一緒にプレーがしたかった」という心残りがあった。FC東京時代の先輩である長友佑都は、代表発表直前に右膝前十字靱帯断裂の大けがを負い、今回の国際Aマッチ4連戦には招集されなかった。北中米W杯でアジア勢初の5大会連続出場を果たした40歳の長友は、青森山田高校からFC東京へ加入した松木に2022シーズン、「代表で待っているぞ」と声をかけ、松木も「はい、すぐに行きます」と答えていた。

松木は2024シーズンに森重真人、小泉慶と共同キャプテンを務め、同年7月にサウサンプトンへ完全移籍した。A代表歴と就労ビザがなかったためトルコのギョズテペへ期限付き移籍し、U-23日本代表で主軸を担っていたパリ五輪の18人からは外れた。それでも「一番成長できると思いましたし、自分の夢に近づいていくために、そこが一番いいと判断しました」と渡欧を選択し、チャンピオンシップへ降格したサウサンプトンで今季も戦うなか、初招集4人で唯一出場して得点。「サウサンプトンで培ってきたものが少しずつ生きて、それが結果にも結びついた。全部を学んできたし、これからも学んでいく最中」と語った。

サカ丸

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