J3で躍動するJ1期限付き移籍組7人 鹿児島首位、北九州は守備再建が課題
2026/27シーズンの明治安田J3リーグは9月13日までに第6節を終え、鹿児島ユナイテッドが首位を走る。百年構想リーグでは、昨季J2昇格プレーオフを勝ち抜きクラブ史上初のJ2昇格を決めたテゲバジャーロ宮崎の後塵を拝したが、鹿児島はJ2勢を抑えてWEST-Bグループ2位となった。愛媛FCから8位ガイナーレ鳥取までが勝ち点10以上を積む一方、最下位のザスパ群馬は開幕3連敗後に第4節の8月30日で初勝利を挙げたものの再び2連敗、19位ギラヴァンツ北九州も勝ち点は同じで未勝利、3戦連続引き分け後に大量失点を伴う3連敗を喫している。
J1クラブから期限付き移籍しているDF奈良坂巧は、町田ゼルビアから北九州へ百年構想リーグから継続して加入し、2021年の町田入団後、2023年以降はJ3で経験を重ねている。24歳のセンターバックは今季全試合に出場し、第5節の9月5日に行われた愛媛戦では得点も記録した。北九州は直近3試合で11失点しており、もう一人のCBである川崎フロンターレからのDF神橋良汰とともに守備再建への貢献が求められる。
神橋は昨季に大卒で川崎へ加わり、初年度はリーグ戦3試合、カップ戦3試合の出場にとどまった。今夏の初移籍となった北九州では初戦から先発フル出場を続け、193cmの高さを生かす対人守備と空中戦、左利きである点が武器となる。水戸ホーリーホックからFC岐阜へ期限付き移籍したGK春名竜聖は、2023年に水戸でプロ入りし、宮崎ではリーグ戦出場がなかったが、J3で2クラブ目の岐阜では全6試合に先発フル出場、3度のクリーンシートを記録している。
岐阜は勝ち点10で、リーグ最多タイの15得点と最少タイの4失点を誇る。水戸からSC相模原へ移ったDF沖田空は、百年構想リーグで17試合4得点1アシストを残し、今季も全6試合先発で3得点2アシストを記録した。相模原は昨季12位、百年構想リーグEAST-Aで5位だったが、今季は3勝2分1敗で3位につけている。
川崎から福島ユナイテッドへ期限付き移籍中のDF土屋櫂大は、百年構想リーグで16試合2得点を挙げ、今季も全6試合にフル出場したチーム内2人の一人となっている。20歳の土屋は、2024年に5位へ躍進しながら昨季は10位だった福島で守備の軸を担う。川崎から栃木SCへ加わったMF名願斗哉は5試合に出場し、開幕戦のツエーゲン金沢戦でアシストを記録。昨季途中まで期限付き移籍していたベガルタ仙台ではジョーカー起用が多かったが、現在11位の栃木で突破力を生かし定位置獲得を目指す。
浦和レッズからFC琉球へ期限付き移籍したFW照内利和は、出場3試合ながら第3節、第4節で2試合連続ゴールを決めた。2023年のJ3降格後に3季連続でボトムハーフだった琉球は、百年構想リーグWEST-Bでも9位だったが、今季は勝ち点10以上の5位につける。照内は8月の月間ヤングプレーヤー賞を受賞しており、直近2試合は出場していないものの、今後の出場機会と浦和復帰へ向けた成長に注目が集まる。
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