名古屋アジア大会で運営トラブル相次ぐ 韓国選手団が正式謝罪と改善要求
愛知・名古屋アジア競技大会で相次ぐ運営上のトラブルを巡り、韓国選手団が大会側に正式な謝罪と改善策を求めたと海外メディアが報じた。台湾メディア『中天新聞網』は22日、「名古屋アジア大会は開幕から問題が続いている」と伝え、韓国選手団のイ・サンヒョン団長が宿泊や交通面の不備を挙げて主催者側へ正式な謝罪と改善措置を要求したとしている。大会は10月4日まで続く予定で、残る期間の運営対応にも注目が集まっている。
韓国紙『韓国日報』によると、韓国男子バスケットボール代表は当初入った臨時宿泊施設で漏水などが発生し、市内のホテルへ移動した。さらに、日本との決勝が行われた20日には、午前練習に向かうため大会側が手配したバスが予定時刻になっても到着せず、練習をキャンセルする事態となった。男子サッカー代表でも、韓国メディア『ニューシス』が交通上の問題を報じている。
同メディアによれば、男子サッカー韓国代表は15日のカタール戦当日、選手団を乗せたバスが試合会場ではなく近隣の野球場へ向かい、会場到着が約30分遅れた。翌16日にも練習場へ向かう車両が配車されておらず、代替車両を手配したという。加えて18日の男子ホッケー韓国対バングラデシュ戦では、試合前に韓国国歌ではなく北朝鮮国歌が流れるトラブルも起きた。
『ニューシス』は、大韓体育会がイ団長名義で組織委員会へ抗議書簡を送り、経緯説明、正式謝罪、再発防止を要求したと伝えた。組織委員会は翌19日に韓国側へ謝罪している。一方で、タイのセパタクロー代表ではクルーズ船宿泊時に登録確認を巡る混乱から一部選手が長時間待機し、ベトナム女子バレー代表とインドネシア男子バスケ代表では送迎車の遅延、タイのテックボール代表からは競技会場の食事への不満が出た。
組織委員会は22日、宿泊・飲食サービスに関する一部報道について公式声明を発表し、クルーズ船への乗船遅延は一部選手団が提出した書類の不備に関する調整に時間を要したことが主な理由との認識を示した。その上で、今後も選手団の声に耳を傾けて改善するとしたが、この声明は韓国側が22日に行った要求への直接的な回答ではない。『中天新聞網』は識者の「社会の動員力、試合の管理能力、情報の統合能力、どれも国力の展示だ」との指摘を紹介し、韓国選手団が謝罪に加えて再発防止に向けた改善を求めていると伝えている。
コメント