菅原由勢途中出場のカリアリが4勝目、ピサカーネ監督は快挙にも冷静強調
日本代表DF菅原由勢を擁するカリアリが、セリエA開幕からの好調を維持した。カリアリは19日、第5節でウディネーゼと敵地で対戦した。相手の猛攻を受けながらもGKエリーア・カプリーレが神がかり的なセーブを連発し、ダニエル・マルディーニが相手のミスを突いて決勝点を奪った。
“ロッソブルー”はこの1点を守り切り、ウノゼロで勝利した。菅原は58分から途中出場し、チームのクリーンシート達成に貢献した。カリアリは開幕5試合で勝ち点12を積み上げ、4勝を記録している。
データサイト『Opta』によると、サルデーニャの雄がトップリーグの最初の5試合で4勝を挙げるのはクラブ史上2度目となる。これは、“雷鳴”ルイジ・リーヴァ氏を擁し、クラブ史上唯一のスクデット獲得を果たした1969-70シーズン以来の快挙だ。クラブ公式サイトを通じ、ファビオ・ピサカーネ監督は「サポーターの皆さんのことを思うと本当に嬉しい。彼らにはこうした感動を味わう必要があり、夢を見るのは当然のことだ」と喜びを語った。
もっとも、指揮官は「私たち関係者は冷静さを保ち、集中し続けなければならない」と強調した。「予想外の好スタートを切ったからといって、9月に目標を書き換えるようなことはしない。一瞬でも気を緩めれば、敗退したコッパ・イタリアのエラス・ヴェローナ戦のように、状況は厳しくなってしまう」と、浮かれることなく戦い続ける必要性を説いた。さらに「今日も大勢のサポーターが海を越え、何キロも旅をしてくれた。この勝利は、6ポイント以上の価値がある」と述べた。
決勝点のマルディーニは、前節アタランタ戦後にミラノで交通事故を起こし、酒気帯び運転による免許停止が報じられていた。薬物検査でも陽性との噂が流れたものの、クラブはこれを公式に否定し、同選手はチームに合流していた。ピサカーネ監督は「あの事故で胸骨に打撲を負っていた」ため100パーセントの状態ではなかったと明かしつつ、「彼が出場できると伝えてくれたので、迷わずピッチに送り出した」と説明。「私は彼が完全に潔白だと確信していたし、今日のゴールも彼の誠実さを証明している」と評価した。
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