鈴木彩艶がビラのプレミア初勝利に貢献、エメリ監督「我々を救うGK」

ピッチ脇でインタビューを受ける監督姿のサカ丸のイラスト

プレミアリーグのアストン・ビラは9月19日、トッテナム・ホットスパーを相手に2026/27シーズンのリーグ戦初勝利を挙げた。この試合では、2026年夏にビラへ加わった日本代表GK鈴木彩艶が、勝利に大きく貢献した。UKメディア『BBC』は「鈴木、ビラでマルティネスの後継者にふさわしいことを証明」と題し、その存在感を伝えている。

鈴木は8月、セリエAのパルマから約3000万ポンド(約63億円)でアストン・ビラへ移籍した。ビラでは、アルゼンチン代表の正守護神として知られ、サポーターからも愛されたGKエミリアーノ・マルティネスがチェルシーへ移籍していた。『BBC』は、鈴木がその大きな穴を埋めるだけの力を十分に備えていると報じた。

トッテナム戦で鈴木は、FWサビーニョのシュートを数秒の間に2度阻止した。さらに、MFアーチー・グレイのシュートが鈴木の足に当たって枠を外れる場面もあり、トッテナムが主導権を握った時間帯をしのぐ土台となった。試合後、ウナイ・エメリ監督は「我々にはGKが必要だった。鈴木は我々を救うGKだ」と評価し、セービングだけでなく攻撃を組み立てる技術も称賛したという。

鈴木は自陣ゴールエリアから長いボールを送り、ジャクソンが左隅へ決めたチーム2点目の起点にもなった。エメリ監督は、鈴木が守備陣の背後へ長いパスを出せると説明し、2点目でもその能力を発揮したと語ったとされる。ガーナ人の父と日本人の母を持ち、米国で生まれた24歳の鈴木は、日本、ベルギー、イタリアでプレーし、日本代表では28試合に出場している。

ベルギー1部シント=トロイデン時代に鈴木を指導したデニス・ルーデルGKコーチも、その才能を高く評価している。ルーデル氏は、鈴木が健康を維持できれば世界最高のGKの一人になれると述べたという。身体能力、集中力、規律正しさを評価する声もあり、ビラの新守護神に対する期待は一層高まっている。

サカ丸

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