千葉がG大阪撃破で17年ぶりJ1白星、小林監督は「どうするんだろう」
ジェフユナイテッド千葉は明治安田J1リーグ第6節でガンバ大阪を2-0で下し、フクダ電子アリーナで今季初勝利を挙げた。百年構想リーグを除けば、千葉にとって17年ぶりとなるJ1での白星となった。開幕から5連敗を喫し、前節のホームゲームではブーイングも浴びたチームにとって、待望の結果だった。
キャプテンの鈴木大輔はメンバー外だったものの、「やっぱり勝利っていいね」と満面の笑みを浮かべた。副キャプテンの田口泰士も78分から途中出場し、「自分がスタメンで出た試合で勝ちたい」としながら、「うれしいに決まってるでしょ」と語った。ピッチ上の多くの場面に関与しなかった2人の反応も、G大阪戦で得た勝利の大きさを物語っていた。
4日前の9月2日に行われたファジアーノ岡山戦では、広島、FC町田ゼルビアとの開幕2試合と同様に、従来の4-4-2または4-2-3-1ではなく、相手に合わせた3-4-2-1を採用した。自分たちの持ち味を出し切れずに敗れ、連戦中は練習を非公開としているためチーム内の変化は見えなかった。それでも小林慶行監督はホーム2連戦の2試合目を前に、「もうやるしかないので、やります」と短く決意を示した。
小林監督は、岡山戦でも守備の強度と連続性は改善されていたとし、「前向きにボールを奪うことにチャレンジはし続けないといけない」と強調した。その上で、ベースを継続しながら、それをピッチ上で表現できるメンバーをそろえることが重要だと語った。リーグ戦で中3日が続く3連戦の3試合目となったG大阪戦では、岡山戦から4人を入れ替えた先発が雨の中で激しいプレスを敢行し、開始20秒にはGKホセ・スアレスの前線へのキックから全員が押し込む姿勢を見せて先制した。
試合後のJリーグ公式スタッツでは、シュートは千葉が13本、G大阪が17本で、ボール支配率も41%対59%、パス成功率も73%対80%だった。一方で千葉は走行距離121.1kmでG大阪の115.3kmを上回り、スプリント数も75対68と上回った。ダニエル・ホールとのチャレンジ&カバーや河野貴志の細かなラインコントロールも光ったが、小林監督は勝利後、「うれしいのが半分、あとは『どうするんだろう』」と表情を曇らせ、結果を求めて戦い方を変えるのか、3年間磨いたジェフらしさを貫くのかという課題を見据えた。
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